今回は、「星野リゾート 界 アンジン」に宿泊し、お食事を楽しみ、ご当地楽や温泉など施設内でゆっくりしましたのでご紹介いたします。(滞在のお楽しみ)
ご当地楽:「アンジン紀行」青い目のサムライ、三浦按針に思いを馳せる
ご当地楽とは、全国に展開する温泉旅館ブランド「界」では、それぞれの地域の特徴的な魅力を楽しめるように、伝統工芸、芸能、食などを満喫できるおもてなし「ご当地楽」があります。
こちらでは、漂着した三浦按針の人生や造船技術を伝えるショートムービーが上映されます。
ご当地楽「アンジン紀行」 PM 9:15〜 (15分)無料
「界 アンジン」の名前の由来でもある三浦按針(英国名:ウィリアム・アダムス)。
日本に来た最初のイギリス人でもあります。
大航海時代にオランダから東洋を目指しましたが、航海は困難の連続で、1600年に命からがら日本に漂着し,
徳川家康に謁見することになります。
彼は家康の外交顧問として重用され、家康の世界観に大きな影響を与え、歴史的事業となる日本初の西洋式帆船「サン・ブエナ・ベントゥーラ号」の建造に尽力しました。その土地がここ伊東となります。
日本の歴史は好きな方かとは思うのですが、三浦按針については知らなかったので、とても興味深かったです。
今では、ウクライナ・ロシア情勢の影響で飛行機でヨーロッパに行くことすら遠く感じるのに、そこから、航海をして日本にたどり着いたなんて、生き残った船員も少なかったようで、按針の生命力を感じました。
トラベルライブラリー
営業時間 3:00PM~12:00 AM/ 7:00AM~12:00PM
ご当地の歴史や文化、自然、工芸にまつわる本やこの地に伝わる物語、旅にまつわる本やコーヒーを楽しめます。
お庭がみえて、テーブルには大航海時代を思わせる帆船のアートがあります。
本やレコードが並びます。こちらのライブラリーではレコードがかけられています。
コーヒーや紅茶なども楽しむことができます。
紅茶の船旅
3:00PMー12:00AM 7:00AMー12:00PM (無料)トラベルライブラリー
三浦按針がイギリスから日本まで旅した実際の航海ルートに沿って、その土地の茶葉やハーブを使用したフレーバーティーを楽しむことができます。
色々と茶葉とフレーバー組み合わせて楽しむことができます。
色々と試してみました。
湯上がり処
8階には大浴場・湯上がり処、サンブエナデッキがあります。
8階にエレベーターで到着すると。。。帆船のお出迎え。
湯上がり処
営業時間 3:00PM~1:00AM / 5:00AM~11:00AM
ドリンクやアイスキャンデーが用意されています。
こちらも帆船のモチーフ。
さっそくドリンクをいただきます。
湯上がりドリンク
3:00PM~1:00AM/5:00AM-11:00AM (*IPAビールの無料提供 3:00PM~10:00PMの間のみ)
・大航海時代に船乗り達が水の代わりに飲んだというIPAビール
少量から楽しめるので、アルコールが得意ではない私も試してみました。
飲める人にはたまらないサービスですね。
・ソフトドリンクのりんご酢
ローズヒップやカシスなどビタミン補給にもぴったりです。
サンブエナデッキでいただきました
・アイスキャンディーのサービスもあります
湯上がりにさっぱりできます。
サンブエナデッキから見る海
船の甲板をイメージしたサンブエナデッキから、時間とともに移りゆく海と空の眺めを堪能できます。
湯上がり処をぬけると、そこは。。。大海原が目の前に広がるデッキ。
こちらのデッキでさきほどのIPAビールをいただくこともできます。
夜も気持ちよかったですが、日の出も見ることができます。
大海原を眺める風呂
同じく、8階にある温泉は内湯と露天風呂があります。
特に男湯と女湯の入れ替えはありませんでした。
熱すぎず、心地よい湯温でした。
露天風呂では、久しぶりにマスクなしで外の空気を吸った気がします。
海の香りもして、とてもリラックスできます。
たまたま、風が強い日だったからか、とんびやカラスが風に乗って浮遊していて気持ち良さそうでした。
ショップ
1階のロビーには、ショップがありゆかりのお品物が販売されています。
紅茶のパッケージがかわいらしいですね。
お部屋にも用意されていた界オリジナルのショートブレッドも販売されていました。
宿の目の前、按針メモリアルパークやなぎさパークをお散歩
ご当地楽で知ることになった「青い目のサムライ 三浦按針」ゆかりの地をお散歩。
彫刻家・重岡健治氏の作品である三浦按針の胸像と洋式帆船サン・ブェナ・ヴェンツーラ号の像があります。
日本で初めて洋式帆船をここで建造した土地です。
なぎさ公園(なぎさこうえん)
地元彫刻家・重岡建治氏の「家族」を初め、同氏の彫刻が数点展示された公園です。
初島も遠くに見えます。
まとめ:のんびり海を見ながらゆっくりできました
今回は、ゆっくりお宿に滞在することが目的でしたので、館内で色々と楽しむことができてよかったです。「界 アンジン」という不思議なお名前だなと思っていましたが、三浦按針ゆかりの地と知り、色々と興味が湧き、世界が広がりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。