今回は、2022年4月に「星野リゾート 界 伊東」に宿泊し、伊豆三大美味(金目鯛、伊勢海老、鮑)や牛肉を食す特別会席「金目鯛の椿蒸し会席」をいただきましたのでご紹介いたします。
お食事処の様子
お食事処は、1階にあり、庭園が目の前に広がっています。
お庭を見ながら半個室でくつろげる空間
今回は、2人で利用でしたので、お庭に面した半個室のプライベート感ある空間でした。
少人数だと、お庭に面した席に通されるかと思うので、少人数のお部屋には若干、不満がありましたが、こちらは満足です。
最大10名まで一緒にお食事ができるようです。グループや、大家族、3世代の家族の方なども多くいらっしゃっていたので、これは嬉しいですね。
夕食
提供時間5:30 PM~または7:30 PM~
あらかじめネットで希望時間をリクエストし、リクエストが通ったとメールで返信がありました。
●季節の会席
伊豆ならではの旬の山海の幸を楽しみ、「旬彩土鍋ごはん」をメインとした和会席。
●特別会席(春夏:金目鯛の椿蒸し会席 秋冬:山海鍋会席)
がありますが、今回は、前日おなじく伊東にある「界 アンジン」に宿泊しており、すでに「季節の会席」をいただき、土鍋ご飯の種類が同じだったこともあり、「特別会席」を選びました。
夕食:春夏の特別会席「金目鯛の椿蒸し会席」(伊勢海老、アワビと盛りだくさん)
海に育まれた魚介類と、年中温暖な豊かな自然にはぐくまれた山の幸。
この山海の恵みを味わえる和会席をいただくことができます。
伊豆の三大美味(伊勢エビ、アワビ、金目鯛)や牛肉と盛りだくさんのメニューです。
●界 伊東 ドリンクメニュー
ノンアルコールの「ベリーベリースパークリング」 と 日本酒「杉錦 特別純米」
器の底が丸くて、不思議な形でした。
●先付け:明日葉と貝わさびのニューサマーオレンジジュレ
ニューサマーオレンジとは、宮崎で「日向夏」、高知では「土佐小夏」と呼ばれている柑橘です。爽やかな香りと、上品な甘味があります。
「王道なのにあたらしい」をテーマに全国に展開する温泉旅館ブランド「界」では、その地域ならではの食材や調理法にこだわった会席料理をいただくことができ、いつも色々な発見があるので楽しみです。
会席料理のはじめに提供される「先付け」はその地域で親しまれている素材を使いながら、意外性のある組み合わせで新たな調理法で楽しめます。
●煮物椀:春山山菜真薯(しんじょ)
花麩、花びら茸、木の芽
伊豆里山を表現しているそうで、黄色が南伊豆の菜の花、桃色が河津桜、緑が大室山、小室山の新緑を表しているという、とても春らしい一品です。
スケトウダラのすり身でつくられているそうです。
●宝楽盛り
・フォアグラタンカン
・海老の小袖寿司、人参松風、鱒(ます)の木の芽焼き、白魚真砂(まさご)揚げ
・蚕豆の玉寄せ順才 ・蕨のおひたし胡麻白酢あえ
・お造りの取り合わせ
駿河湾、相模湾でとれた 真鯛、金目鯛、カンパチ
・土佐酢和え、旬の恵み ・伊勢海老
伊豆の三大美味と言えば、伊勢海老・鮑・金目鯛。
素材の味をそのまま楽しめる伊勢海老のお造りです。
伊豆の天草を使ったところてんもさっぱりしています。
●焼き物:鮑(あわび)の陶板焼き
鮑がおどっております。。。
ちょっと、微妙な見た目(笑)
こちら向きの方がおちつくかな(笑)
お味は文句なしでおいしいです。
●焼き物:牛三昧焼き
和牛のロースを3つの味(特製りんごだれ、伊豆修善寺で有名な金山寺味噌、わさびとポン酢のにこごり)でいただきます。
●台の物:金目鯛の椿蒸し
贅沢に椿油をさいごにかけて仕上げます、ジュジュっと油がとびます。
ふっくらと蒸した金目鯛に椿油をかけて仕上げる「金目鯛の椿蒸し」
●食事:土鍋ご飯
今回は、白いご飯、土鍋でいただくと本当においしい。
・留椀
・香の物
●甘味:界 伊東特製 淡雪チーズ椿見立て
伊東市の花の椿の花にみたて、レアチーズを使っている一品。
下はニューサマーオレンジのゼリーがひいてあります。
左の椿は、エルダーフラワー、右の椿はフランボワーズ味のようです。
かわいいですね。お誕生日バージョンにしていただきました。
翌日、お誕生日記念のお写真もいただきました。
朝食:ご当地朝食「なめろう」がメインの和食膳
提供時間:7:30 ~ 9:20
7:30までしっかりとお食事処のドアがしまっており、ちょうどになるとバタバタとスタッフが整列してはじまったのが、ややきになりましたが、お食事自体はちょうどよかったです。
地域色を感じる食材や調理法を取り入れた界の「ご当地朝食」。
界 伊東では鯵を香味野菜と味噌で合えた漁師料理「なめろう」がメインの和食膳。
椿の箸置きがかわいらしいです。
●ご当地ジュース
●小鉢:卯の花、ちんちん揚げ、しらすはんぺん ●蒸し物:温泉卵
伊豆のB級グルメとして話題の「ちんちん揚げ」。魚やイカのすり身に、野菜を混ぜて揚げた郷土料理です。
●蓋物:湯葉あんかけ
●焼き魚:鯖の柑橘みりん干し
●まご茶漬け 鯵(アジ)のなめろう、錦糸玉子、のりとぶぶあられトッピングしていただきます
「まご茶漬け」は、漁師の間で、漁の合間や港に上がって漁を振り返りながら腹ごしらえに食べた漁師料理で、醤油に漬けられた魚を、切り身やたたきにしてご飯にのせ、ゴマやネギ・ワサビ・海苔などの薬味を添え、ダシや煎茶をかけて食べる郷土料理
鯵(あじ)のなめろう
三通りの食べ方があり、お味噌と生姜でしっかりと味付けがされているので、まずはそのままいただきます。
次は、白いご飯の上に乗せて、どんぶり風にいただきます。
おだしをかけて、まご茶漬けとしていただきます。
のりとぶぶあられをトッピング。
お出汁に火が入ります。
まご茶漬けの完成です。
●香の物
まとめ:特別会席にしてよかった
お庭を見ながら、ゆったりとした雰囲気の中、伊豆三大美味を味わえて、よかったです。
大家族の方、グループ、3世代でも楽しめるお食事処は、なかなか貴重かと思いました。
少人数の方は、お庭を見ながらゆっくりいただけるのもいいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。