2023年3月に大分県・由布院にあります「界 由布院」に泊まりました。
お宿のお食事処で夕食・朝食をいただきましたのでご紹介いたします。
夕食 季節の会席
提供時間 : 17:30 ~ or 19:30 ~
夕食のコースは以下がありました。
●季節の会席
旬の食材を堪能する季節の会席。大分県の特産品である竹や小鹿田焼の器で提供
●特別会席 山のももんじ鍋会席
穴熊、鹿、猪、牛肉をすっぽんの旨みが溶け出したスープでいただくしゃぶしゃぶ鍋。
今回はベーシックなプランの季節の会席にしました。
17:30からの時間帯を予約しました。
春になると17時過ぎでも明るいですね。カウンター席からの眺め。
2人でしたので、こちらのお席になりました。棚田を望む特等席ですね。
半個室のグループ席もありました。
●梨園スパークリング
梨園 スパークリング(老松酒造、大分県日田市)
100%大分日田産”日田梨”を使って造ったスパークリングリキュール
●日本酒 智恵美人
智恵美人純米吟醸酒(中野酒造、杵築市)
吟醸香 しっかりとした旨みの中で感じることができるやや辛口
●3月のメニュー
●先付 猪と椎茸の最中パテ
ジビエ系苦手かも。。。と思いましたが、大丈夫でした(笑)
●サラダ 猪の生ハム
猪の生ハムなんて珍しいですね。
●煮物椀
桜餅の海老射込み 蚕豆(そらまめ)のかき揚げ 花びら茸 桜花
●宝楽盛り
地域の名産である竹が器に使用されています
・八寸
海老松風/北寄貝/酢味噌掛け/菜の花利休和え/五色饅頭/合鴨ロース苺巻き/サーモン棒寿司
・酢の物 河豚皮と鶏皮のぽん酢ジュレ↑
個人的に、こちらのふぐとぽん酢ジュレが好みでした。
実は、翌日の界別府の夕食にも出ましたが、好みでしたので逆に嬉しかったです。
・お造り タチウオ、マグロ、マグロのたたき、真鯛、鰆(サワラ)、
●揚げ物 白魚の四彩揚げ・甘鯛の桜花揚げ 野菜天ぷら(タラの芽、芽キャベツ)
●蓋物 金目鯛と湯葉の翡翠蒸し 銀飴(ぎんあん)
春らしい彩。
●焼き物 大分和牛の陶板蒸し焼き
椎茸醤油とカラシ胡椒でいただきます。
●食事 姫島ひじきと紫蘇の実の土鍋ごはん
由布市のアラカシ(粗樫)どんぐりの木をあしらった土鍋
姫島ひじきは。。
大分県の北側の離島で取られるそうです。
かつては、マグロ漁船が停泊する海鮮産業が盛んな土地だったとか。
今では車海老の洋食と姫島ひじきが特産品。
ひじきの取られ方や製法も伝統的で、2日間かまどで焙煎して1日天日干しする製法で、磯の香りと旨みをなかに凝縮するそうです。
留椀 香の物
●甘味 界由布院特製 やっこめのミルク煮 麦茶のゼリー
一般的には成熟した玄米を使用する事が多い焼き米ですが、
由布院では 早摘したお米をかまどで焙煎したものを「やっこめ」と呼んでいるそうです。
焼き米が方言で「やっこめ」に変わったようです。
600年前から保存食として親しまれている。当時は乾いたお米をバリバリと食べていたそう。
ミルクで煮たて、ポン菓子とミルクアイスを合わせていただきます。
当時乾いたお米を麦茶で流し込んでいたというエピソードがあり、麦茶ゼリーをかけて一緒にいただきました。
●くにさき 特別本醸造酒(堂島酒造、国東市)
くにさき 特別本醸造酒(堂島酒造、国東市)
ゆったりと落ち着いた雰囲気で飲み飽きしない旨みとさばけの良さが特徴でぬる燗がおすすめのようです。
夜のお食事処。
目の前にはライトアップされた棚田が美しかったです。
朝食
7:30 ~9:30
地域色を感じる食材や調理法を取り入れた界の「ご当地朝食」。
山の恵みを感じる焼野菜を中心とした和食膳、または洋朝食から選べます。
今回は、和食膳にしました。
●炭火焼き(野菜、豚の角煮)
ゴマだれでいただきます。
●焼き魚(サーモンの味噌漬けと銀だらの照り焼き) 卵焼き
● 鰊(にしん)の旨煮/いとこ寄せ/彩りなます/牛の生姜煮/利休牛蒡(ごぼう)/こんぶ梅
●鶏とおからのつくね 厚揚げ豆腐
●だんご汁
●ヨーグルトとお豆腐
まとめ:朝食は和洋選べました
- だいぶ、海外のお客さんも増えてきており、アジア系の方も何割かいらっしゃいました
- 朝食は洋食にもできたので、2泊する場合などにいいですね