2023年3月に大分県・由布院にあります「界 由布院」に宿泊しましたのでご紹介いたします。
界 由布院:全体図
館内はそこまで広くなく、コンパクトに程よくまとまっています。
フロント棟にレストランや、トラベルライブラリー、温泉施設が集まっています。
フロント レセプションラウンジ
シックで落ち着いた雰囲気のフロントロビー。
所々に、ワンちゃん用のフックがありました。可愛らしいですね。
ショップでお土産探し
小鹿田焼(おんたやき)
大分県日田市の山あいに位置する小鹿田皿山地区で焼かれる陶器
現在も手作りで作られており、その技法が1995年に国の重要無形文化財に指定されている。
こちらのゆず・カボスブレンドの有機緑茶はウェルカムドリンクでいただきました。
トラベルライブラリー
15:00~12:00
旅にまつわる本があり、コーヒーやハーブティーなどがいただけます。
マルベリーミントって、初めていただきました。美味しかったです。
ご当地楽「わら綯い体験」
全国に展開する温泉旅館ブランド「界」では、それぞれの地域の特徴的な魅力を楽めるように、伝統工芸、芸能、食などを満喫できるおもてなし「ご当地楽」が用意されています。
由布院の原風景を眺めながら、お守りを作る体験ができます。
15:30-17:00 9:00 -10:30
トラベルライブラリーにて現地にて受付
界由布院では農関期に行われている手仕事「わら細い」を体験できます。
「綯う」(なう)とは「藁をより合わせること」を言い、縄は手を合わせてできることから「祈りのカタチ」と言われているそうです。
スタッフの方から、ご当地のお話を伺いながら、藁を編んでいきます。
思ったように手を動かせなくて(笑)なんとかご指導のもと編み上げました。頭と手のいい体操になりました。
最後に、好きな色をアクセントにして、出来上がり。
うるはし現代湯治 温泉いろは
毎日開催 16:15~ 予約不要
界では、温泉旅館ブランドとして、温泉をもっと楽しみ、温泉の効能を感じていただくため、現代人のライフスタイルに合った「うるはし現代湯治」を提案されています。
由布院温泉の泉質の特徴や入浴法などを教えてくださいます。
実は、はじめてこちらのプログラムに参加したのですが、とても勉強になりました。
まずはぬる湯に入り、身体が温泉に慣れてきたら、次にあつ湯で温まり、ふたたびぬる湯につかるとヒートショックなども起こりづらいようです。
御朱印帳ならぬ、お湯印帳をいただきました。
温泉 由布岳を望む外湯 お肌に優しい弱アルカリ性単純温泉
由布院町は標⾼1,584mの活⽕⼭・由布岳の麓に位置し、毎分38,600リットルという湯量を誇る温泉地で、湧出量・源泉数共に全国第2位なのだそうです。
由布岳を望む外湯が素敵でしたが、ちょっと虫はいましたかね(笑)
苦手な人は、内湯の方がいいかもしれないです。
もともとは「別府十湯」に数えられていましたが、大正時代からは「別府の奥座敷」と称され栄えてきました。
由布岳は木綿岳の名で万葉集にも詠まれており、「木綿(ゆふ)」を織る土地として奈良時代から知られていましたが、温泉地としては大正時代から愛されるようになりました。
界由布院の温泉は、弱アルカリ性単純温泉で、肌に刺激がほとんどなく、やさしいお湯です。
肌を整える成分として注目され、化粧品に配合されることもあるメタケイ酸を豊富に含んでいるそうです。
湯上り処
ドリンクやアイスキャンデーをいただけます。
絶景!棚田テラス
フロント棟のトラベルライブラリーの前には棚田テラスがあります。
ここからは、日本の原風景を眺めることができのんびりできます。
朝霧テラス
時期的に、朝霧は見られませんでしたが、由布院の街を見渡せます。
夜にライトアップされた幻想的な棚田
この時期は、棚田に水が張っておらず、夜はライトアップがなされていました。
周辺観光
湯の坪街道
・湯の坪商店街のお店(マップ)
金鱗湖
湖底から湧き出る水に加え、周囲から流れ込む湧水や温泉のおかげで水量が豊富で美しい湖
冬の寒い朝には湖面から湯気が上がることが多く、神秘的な光景
駐車場有
観光辻馬車
JR由布駅を出たところで運がいいと会える辻馬車
馬車が駅から田んぼ沿いの道を通りながらいくつかのスポットを巡る40年続く街の風物詩
蛇越展望所
由布岳と由布院盆地を一望できる絶景スポット。
大蛇伝説から蛇越峠と名付けられた峠にある展望所
県道11号(やまなみハイウェイ)をJR由布院駅から阿蘇方面に15分ほど走ると到着。
秋から冬にかけては朝霧に沈む由布院盆地を見ることができます。
狭霧台と並ぶ朝霧のベストスポットとして、多くの人が写真撮影に訪れる場所
まとめ
- 今回、界別府と界由布院に宿泊しましたが、由布院の方が部屋数も少ないからか、ゆったりと静かに過ごすことができました