2023年5月に北海道を旅行しました。その際に支笏湖で宿泊した「しこつ湖 鶴雅別荘 碧の座」をご紹介いたします。
アクセス:「碧の座」 千歳空港から車で40分、送迎バスもあり便利
・札幌市から車で約1時間
・新千歳空港からは約40分
・新千歳空港、JR千歳駅、南千歳駅から送迎バスあり(要予約)
しこつ湖鶴雅リゾートスパ 水の謌
私たちは、新千歳空港からレンタカーで訪れました。
新千歳空港から支笏湖までの道のりは、道の修復があまりなされていなくて、ちょっとボコボコしていました。
スタッフの方に聞いたところ、夜は明かりもあまりなくて暗い道なので、鹿などの動物が現れて、ぶつかることもあるとか。。(汗)
支笏湖の周囲は、コンビニやスーパーなどはありませんでした。
ホテルの目の前の支笏湖国立公園の駐車場には、新千歳空港行きのバスもありました。
支笏湖 湖畔に佇む 全室レイクビューのスイート
- 2019年5月開業
- 「碧の座」は、鶴雅グループのエグゼクティブクラス「座」シリーズにおける最高峰の日本旅館
- 全25室の客室は、すべてに温泉露天風呂とジェットバスの内風呂を完備。
- 全4タイプ、25室のプライベートヴィラは、全室湖側に面したレイクビュー
系列のホテル「水の謌」(みずのうた)は、支笏湖畔により近い位置にあるのですが、こちらの「碧の座」はより高い位置にあり、支笏湖を望めるようになっています。
チェックイン
ホテルの前に車をつけると、バレーパーキングサービスとなっており、車の鍵を預けてそのまま、ホテル内に入りました。
ロビー空間には、左官職人の久住章氏による8メートルの積層壁があり、縄文文化からアイヌ文化、そして現代へとつながる地層の時の流れを象徴しているようです。
館内には、美術品、工芸品が多くて楽しいです。
こちらのバーラウンジスペースでのチェックインとなりました。
ウェルカムドリンク。
実は、、、宿泊日の2日ほど前に、お宿からSMSが届きました。(夜 23時半ごろ)
宿泊情報の事前登録でチェックインがスムーズになるとのことで、入力しQRコードが発券されました。
しかし、、、チェックイン時こちらのQRコードのことを伺っても、全く使われず。。。何のための作業だったのかなと思いました。
結局、連絡先などの情報をチェックして、サインをするという流れでした。
お部屋へ向かいます。
お部屋に向かうまでに、特に館内施設の説明もありませんでした。
初めて宿泊するので、ラウンジやアクティビティなどの利用方法をお聞きしたかったですね。
(スタッフやタイミングにもよるのかもしれないですが。。)
というわけで、あまり館内施設を十分に活用することができなかったのが残念でした。
今回は、3階のお部屋になりました。
廊下などの細工も綺麗ですね。
今回宿泊したお部屋・プラン
全4タイプ、25室のプライベートヴィラ(ホームページ)
・エグゼクティブスイートヴィラ(270平米) /エグゼクティブスイートヴィラ(210平米) 3F&4F(メゾネット)
・スイートヴィラ(120平米) 2F
・スイートスカイリゾート 4F
・スイートリゾート 2F・3F
今回 利用したホテルサイトでは、スイートリゾートが2階または3階でプランが分かれていました。
眺望などホームページなどではよくわからず、お値段の一番お得なローフロアにしていましたが、おそらくご厚意で3階のお部屋に通していただいたようです。
今回のプランには以下もついていました。
- 【スタンダード】夕食・朝食付きプラン/個室にて「和食懐石」
- 夕食会場、バーラウンジでのドリンクインクルーシブ(一部有料メニューあり)
基本的にプランには朝食がついているようです
こちらのお宿なのですが、「オールインクルーシブ」という口コミや記事が一人歩きしているように感じました。
私も、それに惑わされ泊まるまでよく分かりませんでした。
オールインクルーシブとは、料金に滞在中の食事・ドリンク類や各種アクティビティ料金などが全て含まれている料金体系のことで、カリブ海のリゾート等でよくみられます。
・「碧の座」のインクルーシブメニューは、バー(BAR)やお部屋にあるドリンクの一部(一部のワインなどは有料) ルームサービスのドリンクや、数種類の軽食、夕食レストランでのドリンクなどが含まれています
オールインクルーシブというと、夕食のレストランも無料というイメージですが、レストランでのお食事は別料金です。
本当に軽いお食事だけでいい場合は、ルームサービスの軽食やお飲み物だけでいいかもしれませんが、しっかりといただきたい場合は、夕食の事前予約が必要です。
3階のお部屋からは、支笏湖が綺麗に望めました。2階でしたら、もう少し見づらかったかも。。。
ベランダには、露天風呂もあるので、すりガラスになっており、ソファーに座ると残念ながら景色は望めません(笑)
4階のスイートスカイリゾート だと、もう少し景色が見えるのかも。。
道路と駐車場を挟んで見えるのが、同系列のホテル「水の謌」が見えております。
こちらの「碧の座」に宿泊すると、「水の謌」の大浴場なども利用できます。
位置的に、「水の謌」の方が支笏湖に近いし、評価も高くコスパも良さそうなので、最後まで迷いました(笑)
お部屋の中から見える景色↓
リビングには、テーブル、ソファがあり、その奥にはベッド、さらに奥にクローゼットなどがあり、広々。
ベッドも広々で寝心地も良かったです。
何気ないメモ帳も木目調でした。
ウォークインクローゼットも広々。枕も種類を選べます。
羽織もアイヌ風?でした。
館内着の作務衣。こちらで「水の謌」やお食事処へ行ってもいいみたいです。
パジャマは別にありました。
春とはいえ、本州とは10度ぐらい差があり、テラスはちょっと寒いのでブランケットもありがたい。
巾着。
なんと、こちらには、お薬や安眠セットまで。
お手洗いも広いです。
お部屋の全体図。
全室 温泉露天風呂付き!支笏湖温泉は「美人の湯」?
こちらのお部屋では、テラスに露天風呂がありました。
浴室もとても広いです。
洗面所の蛇口が可愛らしいですね。
オリジナルの化粧水やクリーム、洗顔などが置いてありました。
アメニティもたくさんありました。
茶道に魅せられ、フランスで誕生したスパ・スキンケアブランド「テマエ」(THÈMAÈ)のアメニティ。
内風呂もありましたが、使いませんでした(笑)シャワーだけ使用しましたが、シャワーも二つあります。
夜になると、優しい光がテラスに灯り、雰囲気があります。
泉質は、炭酸水素塩泉で、とろりとしていて保湿効果がある「美人の湯」
朝風呂も気持ちが良かったです。
無料のルームサービスもあるが オールインクルーシブではない?!
カフェの種類も豊富で、2人では飲みきれない(笑)
紅茶はルピシア。この北海道旅行中 ルピシアを使っているホテルが多かった気がします。
やはり、北海道と東京に本社があるからでしょうか。
こちらの、冷蔵庫内は無料。
ワインセラーのワインは、高いものみたいで有料。
オリジナルのカップも青で綺麗ですね。
予約サイトの上級会員だったため、コースターをいただきました。
ウェルカムドリンクとスイーツ。
フルーツとチョコレート。こちらのチョコレートはとっても美味しかったです。
ルームサービスは、ドリンクや軽食が無料です。
しかし。。14:00〜23:00までの利用ですので、翌日の午前中は利用できません。
数種類の軽食メニューもありますが、これだけでは夕食としては少ないかなと思います。
お昼にたくさん食べて、夜は軽くという方には、便利かもしれないです。
実は、、今回、残念なことに、こちらのインクルーシブメニューなどの説明がなく、冊子を見ておいてくださいという一言もなかったので、初めて利用する身としては、戸惑いました。
また、フロントにコールしても、全然かからなくて、フロントに直接行っても、スタッフがいなかったりと、ちょっと残念な点が目につきました。
説明がなかったので聞こうと思ったのですが、その頃には、アクティビティなどは終わっており、残念ながら参加できなかったですね。(人気なので、予約時に先に問い合わせた方がいいみたいです)
さっそく、ルームサービスを頼んでみました。
●オードブル盛り合わせ
●本日のオリジナルスイーツ
ウェルカムシャンパンもいただきました。2人だとちょっと多いかな。
支笏湖の移りゆく景色を堪能
実は、到着時は雨が降っており、夕暮れ時、翌朝は晴れました。
もしかしたら、夕日も見えたかも。。
夜は、深い闇。この辺りの道路はあまり明かりがないみたいです。
翌朝、ちょっと湖に霧がかかっているのかな?
チェックアウト時に、アンケートを記入したところ、藍染のタオルハンカチをいただきました。
無料で長々とアンケートを取らせるところもあるから、こういったところは、気遣いがみられますね。
まとめ:最高峰の日本旅館?!という割には。。
- ハード面は新しくてとても綺麗でした
- お食事処の若いスタッフの方々はとても素敵なサービスでした
- 最高峰ということと、お値段、前評判で期待値を上げてしまったからかもしれませんが、サービス面で残念さが目立ちました
- コスパが良さそうな「水の謌」の方が、ちょっと伺った感じですがスタッフの対応が良さそうでした