今回は、2022年4月に星野リゾート「界 アンジン」に宿泊いたしましたので、ご紹介いたします。
「界 アンジン」の魅力・おすすめポイント
青い目のサムライ、英国人航海士「三浦按針」に思いをはせる
「界 アンジン」の名前の由来でもある三浦按針(英国名:ウィリアム・アダムス)。
日本に来た最初のイギリス人でもあります。
大航海時代にオランダから東洋を目指しましたが、航海は困難の連続で、1600年に命からがら日本に漂着し,
徳川家康に謁見することになります。
彼は家康の外交顧問として重用され、家康の世界観に大きな影響を与え、歴史的事業となる日本初の西洋式帆船「サン・ブエナ・ベントゥーラ号」の建造に尽力しました。その土地がここ伊東となります。
按針が日本初の洋式帆船を建造した場所に作られた記念公園で、松川河口の渚橋際にある「按針メモリアルパーク」も目の前にあります。
2017年に建て替え、全室オーシャンビューの「按針みなとの間」
オーシャンビューの客室と海や船旅にまつわるアートを取り入れたモダンな温泉旅館で、とてもお洒落で気分があがる施設となっています。
地域らしさあふれる界の「ご当地部屋」界 アンジンの「按針みなとの間」は、全室オーシャンビュー。
船の古材を使ったアート作品が飾られておりとてもお洒落です。
地上8階建て・客室数全45室となっており、内装デザインは、商業空間のデザインを数多く手掛けているスーパーポテトに依頼されています。
「星野リゾート アンジン」だったところが、建て替えられ2017年にオープンしたようです。
星野リゾートの「界」のシリーズは、色々と泊まっているのですが、コンパクトなお部屋でも居心地が良くて素敵!と思える施設と、「あれ??なんだか古臭いし、不便。。。映えないな」と思う施設があり差がある印象です。
口コミで、不満が多い施設は、リノベーションだけの施設なのではないかと思います。
やはり前からある旅館をリニューアルしただけですと、色々とサービス精神やホスピタリティだけでは補えない難しさがあるように思っておりました。もちろんリニューアルだけでもとても素敵になっている施設もあります。
こちらの施設は、建て替えされたということで、やはり、とてもよかったです。
個人的には、以下の施設は過ごしやすかったです。
大海原を一望する露天風呂やサンブエナデッキで開放的な気分に!
サンブエナデッキから見る海
船の甲板をイメージしたサンブエナデッキから、時間とともに移りゆく海と空の眺めを堪能。
大海原を一望する露天風呂もあり、海風を感じることができます。
アクセス
●東京より
・新幹線利用(熱海駅経由)90分
新幹線 東京駅~熱海駅 特急踊り子号 熱海駅〜伊東駅
・特急踊り子号 110分
東京駅〜伊東駅
●名古屋より
・新幹線利用(熱海駅経由)140分
新幹線 名古屋〜熱海駅 特急踊り子号 熱海駅〜伊東駅
熱海駅は、新幹線は「ひかり」か「こだま」しか停車しません。
「ひかり」でも熱海駅に停車するものは、本数がかなり少ないです。
●最寄りの伊東駅 駅からタクシー5分、徒歩15分で到着
私の場合は、観光がてら、伊東駅から駅前の大通り「いちょう通り」を伊東大川方面へむかい、橋を渡って、川沿いを通りながら、海方向へ歩いて行きました。
「いちょう通り」
途中、映画「テルマエロマエ」の大浴場のモデルとなった「東海館」の近くを通りました。
伊東大川にかかる「いでゆ橋」をわたります。
川沿いの「松川遊歩道」対岸には先ほどの「東海館」が見えます。
「はとのオブジェ」
レトロな「伊東観光番」
「松川 藤の広場」は4月中旬でしたので、藤が見頃でした。
川沿いの遊歩道、川口公園(かわぐちこうえん)に入ります。
「江戸城築城石」
石畳の公園を歩いているときれいなオブジェ「思いやりの心」
135号に出ると、右手に黒い大きな建物があります。こちらが「界 アンジン」です。
隣はローソンがあるのですが、その間にこちらの入り口がありました。
こちらの入り口は少し、ひっそりとしているので、少々不安になりながらも、敷地内へ。
進んでいくとこちらの玄関がありました。
車でいらっしゃる方は駐車場がホテルの目の前にありますが、大通りから直接入れないので、少し分かりづらいかもしれません。
(車でのアクセス詳細はこちら)
伊東東郷記念館が向かいにあります。
隣の敷地には訪問看護ステーション・ナースの森
こちらが、駐車場への入り口。
テスラ用の充電スタンド?電気自動車も利用できるのかな?
駐車場から入った方が、お宿に到着した感があるかもしれません(笑)
美しいお庭を眺めながら、エントランスを抜けてロビーへ。
チェックイン
船のボーディングブリッジを思わせるエントランスを抜けると、船の古材を使ったアートワークがお出迎え。
こちらで、チェックイン手続きをはじめます。コロナ禍ですので、体温や健康状態のチェックもありました。
1階フロントと同じフロアには、ショップがありました。
奥には、トラベルライブラリーがあります。
お部屋に案内していただき、チェックインに必要な書類を行います。
廊下は、マンションのような雰囲気で外気にふれていますが、ご時世的には、こちらの方がいいかもしれません。冬は寒いかもしれませんね。
お部屋 全室オーシャンビューのご当地部屋
地域らしさあふれる界の「ご当地部屋」。
界 アンジンの「按針みなとの間」は、全室オーシャンビュー。
・ダブル(定員2名)39㎡
・ツイン(定員2名)39㎡
・トリプル(定員3名)39㎡
・スイート(定員4名)77㎡
・愛犬ルーム(定員2名)39㎡
比較的、少人数のお部屋が多いつくりで、分かりやすい構成となっており、2人旅の私としては嬉しいです。
オーシャンビューのスイートルーム
この日は、JTBのツアー利用のお客さんが多く少々賑やかで、7階にあるスイートルームにお通しいただきました。
コロナ禍平日でもほぼ満室状態です。
太平洋を望む大きな窓が特徴のスイートルームは全部で5部屋あるようです。
お部屋に入ると。。。開放的な大きな窓の先には海が広がります。
この景色だけで、とても感動です。もう少し天気が良かったら、さらに美しいでしょうね。
船の古材を使ったアート作品がおしゃれです。
花火大会があれば、しっかりと間近でみることができますね。
帆船がモチーフのルームキー。
ウェルカムドリンクをいれていただきました。
素敵な色の陶器ですね。
お菓子は、「港町のショートブレッド」
お部屋で、施設の説明や、事前に予約していたお食事時間の確認をしました。
こちらのお部屋には、なんとレコードもあります。何十年ぶりでしょうか。。。
懐かしくてレコードをかけてゆっくりしました。
こちらの棚には。。。
冷蔵庫などがあります。お水は界オリジナルのペットボトルはなくなったのかな。
このご時世ですものね。お水以外は有料です。
生姜湯も、トラベルライブラリーではなく、お部屋に置かれるようになったようです。
グラス類も豊富です。
ウォークインクローゼットの中には、お部屋着。館内はお部屋着で大丈夫です。
お部屋着。
スリッパ。
館内は、こちらの草履でOK。
ふわくもスリープ。
芯で身体を支えながらも、ふわっとした寝心地はまるで雲のよう。
浴室もとても広くて、洗面所も二つあります。
界にお泊まりするときはアメニティいらず(笑)
オリジナル風呂敷は海の色かな。。
こちらにも船をモチーフとしたアート作品。
お風呂もついていますが、温泉があるので使わず。。。
アメニティ。
お部屋から楽しむ景色:伊東の夜景、海からの日の出も望めます
静かな夜、伊東の海。
日の出もお部屋から見ることができます。
まとめ
今回は、「界 アンジン」のお部屋の様子を中心にご紹介いたしました。
次回は、お食事の様子や、過ごし方などをご紹介したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。