今回は、2022年4月に「星野リゾート 界 アンジン」に宿泊し、お食事処で、夕食・朝食をいただきましたので、ご紹介いたします。
アート空間で楽しむお食事
2階にお食事どころがあり、エレベーターで2階に到着しすすんでいくと、、、
なんだか、迷路みたいな雰囲気です。
宿の内装は、商業空間のデザインを数多く手掛けている設計事務所スーパーポテトがデザインされており、
食事処は古書やカラーアクリル、ワイヤー、段ボール、染布など、15種類もの素材でできたパーテーションが目を楽しませてくれます。
色々なパターンがあり、みているだけでも楽しいです。
こちらは、なんと、古書が積み上げられてできています。
食事処はプライベート感ある落ち着いた半個室タイプでした。
海を眺めながらいただくお食事は格別ですね。
2階にあるので、道路が近いです。お部屋の口コミで、道路が近くて落ち着かないとおっしゃっている方がいたのですが、3階レベルだと、このような感じなのでしょうか。
お食事をしている分にはあまり気になりませんでした。
目の前には宿の由来となった三浦按針(アンジン)の按針メモリアルパークがあります。
ちょうど、自衛隊の船かな?がみえました。地元の方でワンちゃんの散歩をしていらっしゃる方も多く、なんだかほっこりする光景でした。
夕食
夕食:提供時間 5:30 PM~または7:30 PM~
お食事は、「季節の会席」と「特別会席」があります。
●季節の会席
「旬彩土鍋ごはん」をメインとした和会席。
●特別会席
伊勢海老と金目鯛のブイヤベース会席(アップグレード)
(特別会席は5日前までの申し込みが必要)
●明けの贅沢~キャビア最中 豆乳サワークリーム ゆずと山葵風味~ 13,200円(税込)(当日オーダー。お部屋にご用意)
贅沢な一皿。キャビアに、「ゆず」「山葵」といった和の食材を合わせ、最中にのせて、和テイストに仕上げた一皿。
季節の会席
今回は、ノーマルな季節の会席にしました。
三浦按針の出身である英国のエッセンスを加えた和会席です。
●メニュー
・ノンアルコールワイン カールユングリースリング グラス 700円(税込)
・ペアリングメニュー 日本酒飲み比べセット
おんな泣かせ、天虹大竜爪、英君 2200円(税込)
・こちらのモクテルペアリングも気になりました。(ニューサマーオレンジ、ぐり茶スパークリング、ごぼう茶)
●先付け:烏賊(イカ)メンチ南蛮漬け
●煮物椀:桜餅の海老射込み(いこみ)蚕豆(そらまめ)のかき揚げ 白舞茸(まいたけ)桜花
蓋を開けると、桜餅のいい匂い。。。とても春らしくて素敵でした。
●宝楽盛り
海の幸を中心にハイティーツリーをイメージした器、気分があがります。
・八寸:海老松風、北寄貝(ほっきがい)酢味噌かけ、鱒(ます)の黄身寿司
・順才(じゅんさい)
・菜の花利休和え 五色饅頭(まんじゅう)・合鴨(あいがも)ロース苺(いちご)巻き
・酢の物 土佐酢和え 栄螺(さざえ)
・お造り盛り合わせ(金目鯛・かんぱち・真鯛)
●揚げ物:白魚(しらうお)の四彩(しさい)揚げ、アマダイの桜花揚げ(モッツァレラチーズ入り)、
野菜てんぶら(元目しいたけ・たらの芽)抹茶塩・レモン
●蓋物 金目鯛と湯葉の翡翠(ひすい)蒸し 銀餡(ぎんあん)
卵生地にえんどう豆が裏ごしされていて、木の芽ものっておりこちらも春らしいですね。
●食事 旬彩土鍋ごはん 鰆(さわら)の西京焼き
器も海のイメージかなとても素敵です。
しあげの木の芽がとても春らしくていい匂い。。。
・留椀
・香の物
●甘味 界 アンジン特製 ぐり茶のクリームブリュレ
お誕生日仕様にしていただきました。ありがとうございます。
「ぐり茶」って初めて聞きました。
日本茶・緑茶の一種で、正式には蒸し製玉緑茶、『ぐり茶』という呼び方は伊豆地方独特のもののようです。
茶葉自体が捻じれて「ぐりっ」としているので【ぐり茶】と呼ぶそうです。
蒸し上げた生葉の水分を抜き乾燥させるため、精揉工程のように揉むのではなく、遠心力を利用し優しく乾燥させる「再乾」工程でぐり茶独特の「ぐりっ」とよじれた茶葉の形が生まれる。
味も、茶葉本来がもつ旨味成分が流れることがないので、渋みが少なく、まろやかな味わいです。
お食事が終わる頃には、日が沈んでいました。
お昼を抑えめにしたので、なんとか最後まで完走できましたが、ごはんは半分ほど残してしまいました。
お夜食にすることもできるようですが、お腹もいっぱいでしたので、遠慮させていただきました。
朝食
提供時間7:30 AM~9:30 AM(最終)
地域色を感じる食材や調理法を取り入れた界の「ご当地朝食」。
界 アンジン流にアレンジした和食膳。
●ご当地ジュース
●潮汁(うしおじる)
鯛(たい)、焼豆腐、茸(きのこ)、葱(ねぎ)
鍋に火をつけていただき、あつあつのものをいただきます。
●小鉢 小松菜と油揚げのお浸し
●食事 白飯、味噌汁、香の物
●玉子料理 厚焼き玉子 ●焼き魚 金目鯛・鯵(あじ)
伊東の街を歩いていると、本当に干物のお店が多くて、びっくりしました。とてもおいしいです。
●蓋物 湯葉あんかけ
朝食は、ほどよい量で、完食。
まとめ:伊東の地のものをいただけて、新しい発見もありました
海を眺めながら、アートな空間で、伊東の地のものをいただけて、とてもよかったです。
星野リゾートさんでお食事をすると、今まであまり知らなかったその土地のことを知ることができて楽しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。