スペイン•バスク料理×日本•三重「IZURUN(イスルン)」ホテル ヴィソン(VISON)メインダイニング 訪問記

三重 伊勢志摩

 2022年11月に三重県多気町のホテルVISON(ヴィソン)に宿泊し、ホテル内にあるレストラン「IZURUN」(イスルン)を訪れましたのでご紹介いたします

イスルン ヴィソン (IZURUN) - ヴィソン/スペイン料理 [一休.comレストラン]
バスクと日本の友好をテーマにしたメインダイニング。新しく誕生する「ホテルVISON」の最上階にあるメインダイニング「イスルン」は、世界一の美食の町と知られるスペイン・サンセバスチャンの食文化に敬意を払い、三重県・スペインの最高食材をお楽しみ頂けます。IZURUN/ヴィソンの予約は一休.com レストラン。

アクセス:Hotel VISON(ホテル ヴィソン内 10階)

三重県多気町にある大型商業施設「VISON」の「ヴィソン ホテルズ」の最上階にあります。

このホテル、山肌に沿うような形で立っておりまして、サンセバスチャン通りの方からエスカレーターであがると最上階10階となりますが。。。

最上階に、フロントがあり、ホテルフロント前の駐車場から見れば、1階ということもできるかと思います。

フロントを抜けて、廊下を進むと、左手に見えてきているのが、レストランになります。

レストランの入り口。

朝食のビュッフェもありますが、今回は、せっかくですのでディナーを予約しました。

世界一の美食の街スペイン・サンセバスチャンの食×日本・三重の最高食材

「イスルン」では、世界一の美食の街と知られるスペイン・サンセバスチャンの食文化と、三重県の最高食材を楽しむことができます。

2010年にスペイン政府貿易庁主催の第3回「ICEX」の日本代表としてスペインに国費留学され、 ミシュラン3つ星レストランの「アケラレ」、「アルサック」で働かれたそうです。

多気町は、サンセバスチャンと2017年に「美食を通じた友好の証」を締結し、VISON内にもそのつながりから、サンセバスチャン通りがありますが、その店舗の総合監修も務められているそうです。

コースは、なんとバーからはじまります。

とてもかわいらしいメニュー表が手渡されます。

本日のメニュー? キッチン、冷蔵庫の中?ってどういうこと?

三重県やスペインの食材の説明

バスク地方の説明などもありました。

●食前酒

ノンアルコールもつくってくださいましたが。。

こちらの食前酒は「ラ グリマ」

こちらVISON内にあります「あすきバー」で有名な井村屋さんが生み出した新たな酒蔵「福和蔵」(ふくわぐら)の日本酒が使われているようです。


食前酒をいただいた後は、なんと、、、奥の隠し扉を通り、、、、すすんでいくと。。。

VISON施設が一望できる10階からの眺望席です、朝はこちらでいただけたら気持ちいいでしょうね。夜ですとあまり見えませんが(汗)

ここから、さらにすすみまして、なんと、厨房が望めるお席に通されました。

ここで、いただくのは、「チャコリ」


バスク地方で古くから親しまれてきたワイン「チャコリ」。

基本的に樽や瓶内で熟成させるような造り方はしておらず、フレッシュな味わいを楽しむワインであり、ほどんどが地元で消費されています。

「エスカンシア」と言って20cmほど上からそそぎますが、酸味を和らげたり、消えかけた泡を再び立たせるためと言われています。

高いところからグラスにそそぐパフォーマンスは、バスク地方ではふつうにみられますが、ここ日本では初めて見たかも、頑張って練習されたのだろうなと思います。

こちらでも、ノンアルコールの他のドリンクも用意していただけたのですが、せっかくなのでチャコリをいただきました。

この日は、残念ながら中野シェフはいらっしゃらいませんでした。

厨房でチャコリとともにいただくのは、ピンチョス。

ピンチョスと言いましても。。。

  • 松坂牛
  • ハモンイベリコベジョータの生ハム
  • イベリコ豚のピンチョス

と、なんとリッチなピンチョスでしょうか(笑)いい意味で、こんなピンチョスはじめていただきましたよ。

熊野地鶏、松坂牛、青唐辛子、トロサ豆(赤インゲン豆/アルビアス)といった三重県、スペインの食材が並んでいます。

さらに奥へと進むと、今度は冷蔵庫の中へ??

こちらの秘密の小部屋は写真NGなのですが、バスクのことを色々と紹介してくださいました。

いよいよ、お席につきまして、コースが続きます。

オープンキッチンで、シェフのお料理している様子をみることができます。

私たちは、オープンと同時18時に予約しておりまして、一番乗りでした(笑)

どうしても、こういった長めのコースですと、途中で満腹になって、眠気まで襲ってきてしまうので、なるべく早く訪れるようにしております(笑)

●ドリンクメニュー

ノンアルコールのドリンクも充実していました。

ワインもバスク地方のものが多くございました。

コース料理にあわせて、いただくワインのコースもありましたよ。

なんとコース料理に合わせたお茶のコースもありました。

それでは、いよいよお席についてのコースがはじまります。

●熊野地鶏親子

くまのじどりの手羽先、ヨシキリザメのフカヒレ入り

ワラに火をつけて、燻製に。。 豪快(笑)

最後は蓋をして、香りをぎゅっと閉じ込めます。

蓋をあけると、燻製のいい匂いがただよいます。

熊野地鶏のだし、ハーブソルトで味をととのえたソースをかけてできあがり。

●再構築のフィッシュバーガー

深海魚の黒ムツ、バンズはとても薄く自家製のタルタルソースがかかっています。

●トマト

トマトの冷製スープ サルモレホ  

三交ハレノヒファームさんの糖度が10%以上甘いトマトが使われています。

ポマンダーといって、レモンの皮にチョウジをさしたものの香りをふりかけます

●伊勢湾物語

貝四種類。

焼きオイスター

アワビ(ワタリガニ入り)

サザエ(自家製の海藻バター風味)

はまぐり(ガーリック風味)

●山米

三重県のお米、きのこと鹿のお肉入り、山の幸を使ったお米料理。

●柿

和歌山県産の黒あま柿

●松坂牛 トロサ豆

ランイチの部位のお肉の炭火焼

赤い粉は、パプリカ。

壺の中には、トロサ豆の煮込み料理。そして、ヒルダ(元祖ピンチョス)

●原点回帰 〆冷

シェフがほっとするお料理ということで、冷たいおうどんでした。

三重県産のアカシャエビのフリットがのっています。

食後のカフェとしまして。。こちらの3つから選べました。

グアテマラのコーヒー

京都 一保堂のほうじ茶

スリランカのセイロンティー

●抹茶ぜんざい

●⚡︎⚡︎(いなずま)

エクレアは、フランス語 éclair(エクレール)といい、元は稲妻を意味していたそうです。

また、エクレアの中のクリームが飛び出さないよう、稲妻のごとく一口で素早く食べなければならないということもあったそうです。

目の前で仕上げをしてくださいました。

最後にお土産までいただいて、コースは終了。

21:15でしたので、3時間15分ほどかかりましたね(汗)

スペインでも、コース料理は、とっても長くて4時間ぐらいかかることもあったのですが、もう満腹になってしまって、あまり食べれない私たちにとっては、最後は地獄のようになることもあるのですが、こちらでは、なんとか完走することができました(笑)

まとめ

  • スペイン・バスクのお料理に、三重県の最高の食材が使われており、とても贅沢なコースでした
  • 本場同様、長めのコースです
  • ちょっとしたパフォーマンンスを含めて、いろいろと楽しむことができました


三重 伊勢志摩
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