「OMO 5 小樽 by 星野リゾート」 宿泊記③おすすめの小樽観光スポット/秋の北海道旅行

北海道

2023年9月末に北海道(小樽・積丹・余市)を3泊4日で旅行しました。

その際に小樽に宿泊し、観光をしましたのでご紹介いたします。

文明開化の明治時代の面影が今も遺るレトロな港町小樽は徒歩で巡れるコンパクトな街です

「OMO 5 小樽 」地元をよく知るOMOレンジャーと巡る小樽

星野リゾートが運営するテンション上がる「街ナカ」ホテル。

「OMO5小樽 by 星野リゾート」のご近所ガイド・OMOレンジャーと巡る無料ツアーに参加しました。

「朝の境町通りさんぽ」歴史的街並みを見ながら小樽観光を満喫する朝ツアー

ホテル近くの、築110年の日本銀行旧小樽支店をはじめ、明治、大正からの歴史的建造物が立ち並ぶ小樽。

OMOレンジャーと、まだ観光客が少ない朝の時間に、街のメイン通り「堺町通り」を巡ります。

レトロな石造りの歴史的建造物が並ぶ「北のウォール街」(色内大通り)と呼ばれるエリア

大正時代末期の小樽には道内最大で20箇所ほどの銀行があった。商社や日本郵船などの運輸関連の会社が軒を連ね、北海道一経済が繁栄していた。

明治から昭和初期にかけての小樽の経済発展の要因は、ニシン漁や石炭の積み出し港、満洲国への物資供給拠点としての海外貿易などがあげられます。

戦後に貿易が衰退し、昭和30年頃から始まるニシンの不漁、石油へのエネルギー転換に伴う炭鉱の閉山と、戦後から1970年代にかけて小樽経済は衰退したようです。

●旧三井銀行小樽支店

●UNWIND HOTEL&BAR 小樽(アンワインドホテルアンドバー小樽)

小樽市指定歷史的建造物  旧越中屋ホテル 建築年:昭和6(1931)年

現在は、ホテルになっています。

●似鳥美術館(旧北海道拓殖銀行小樽支店)

北のウォール街といわれた地区の中心

似鳥とは、そう、あの家具メーカーのニトリです。

ニトリの創業者は北海道出身なのだそうですよ。

この美術館をはじめ辺りの「小樽芸術村」は、ニトリグループが、小樽が栄華を誇った20世紀初頭の歴史的な5つの建物を活用した複合アートスポットです。

●旧三菱銀行小樽支店


建築当初は、外壁に煉瓦色のタイルが張られてたが、昭和12年に現在の色調に変更された。
1階正面には、ギリシャ・ローマ建築様式のような6本の半円柱が並ぶ

現在は北海道中央バス所有の建物で「小樽運河ターミナル」。

●旧第一銀行 小樽支店

外観は飾り気のない壁面に改変されたが、当初は道路側2面に3階通しの大オーダー(円柱)が立てられていた。
現在は洋服工場として活用。

●旧百十三銀行 小樽支店

なんとこちらアニメ「ゴールデンカムイ」に登場する聖地なのだそうですよ。

向かいには、歴史的建造物の大正硝子館 本店があります。

●大正硝子館 本店(旧 名取高三郎商店)

両袖に防火のための袖壁(うだつ)が建てられています。

明治33年に小樽に電話が開通したが、「一番」の番号を手に入れるために、従業員を総動員で並ばせたそうです。

なお当時、この「一番」の番号には、相続税が、相当かかったみたいなので驚きです。

●於古発川(おこばちがわ)妙味川

なんと、こちらの川では、鮭の溯上が見られました。

力尽きた亡骸も多くて、びっくりしました。

●堺町本通り

レトロな建物が並ぶ人気観光コース「堺町通り」。

お土産屋さんやスイーツ店、お食事処や食べ歩きができるお店が並んでいます。

●おたる瑠璃工房 運河店

こちらにも「うだつ」が建てられていますね。

●小樽オルゴール堂堺町店(旧岩永時計店)

なんと屋根に鯱(シャチホコ)がありました。

●昆布専門店「利尻屋みのや 不老館」

この通りに何軒か店舗があり、面白いキャッチコピーが書かれています。

「お父さん預かります」

お父さんが疲れてしまうと、お母さんがゆっくり買い物に集中できないからという優しさからみたいですね。

●奥野商店

OMO レンジャーの方と訪れたのは、こちらのショップ。

エコな生活雑貨などを販売している『奥野商店』

小樽の老舗メーカー「ミツウマ」のグッズもありました。

雪国では有名なメーカーなのだそうです。ロゴが可愛い。

●小樽のカラフルな消火栓

消防士さんが一瞬で配水系統を見分けることが出来るように色分けがされているそうです。

消火栓の横に長い棒は、降雪時に消火栓の場所を見つけられるようにする工夫なのだそうです。

●柳月小樽店舗「オタルト」

十勝の老舗菓子店

「あんバタサン」や元祖しっとり系の薪型バウムクーヘン「三方六」でおなじみですが、

お店の前に本物そっくりの「三方六ベンチ」がありました。

こんなところに高台もありますね。

また、お父さんを預かってくれる 「みのや」さん

●ルタオ パトス

小樽に6店舗あるスイーツ店

●北一硝子3号館(旧木村倉庫)

当初は石油ランプの製造を行っていたが、当時活況を呈していたニシン漁用浮玉(ブイ)の製造を行い発展。

その後、観光客用にガラス器を販売するようになった。

噂の醤油差し キレがいいみたいですね

この辺りは、六花亭や北菓楼、ルタオなどのスイーツ店が並んでいました。

●メルヘン交差点・常夜灯

小樽オルゴール堂 本館

建物前ではシンボルの蒸気時計があります。

元は北海道有数の米穀商 旧共成(株)の本社社屋で『小樽市指定歴史的建造物 第17号』に認定されている。

ルタオの本店

小樽オルゴール堂 2号館 アンティークミュージアム

ここの交差点で、OMOレンジャーとの街散策は終了となりました。

1時間ほどかかりました。

臨港線沿いを散策

堺町本通りから海側の大通りを散策。

こちらは、お店は少ないのですが、昼時の堺町本通の混雑を避けることができました。

噂のソフトクリーム インスタ映えしそう

かま栄 かまぼこプラザ

●於古発川(おこばちがわ)妙味川

鮭の溯上が見られました。

小樽運河

北海道開拓の玄関口として発展した小樽港。

荷揚げ量が増え、効率的にするためにできた「小樽運河」は大正12年に完成。

戦後に、港の埠頭(ふとう)岸壁が整備され使命を終えました。

運河の全長は1140m。
散策路には63基のガス灯が設置されている。

ちょうど、通り雨が降って、虹がかかりました。

9月末でしたが、ちょうど鮭が溯上していました。力尽きた鮭の死骸も多くて、、、鳥さんは、それを狙っているのかな。

橋のたもとにある西洋美術館

お土産なども販売されていました。

ガラスが綺麗。

昼間は混雑していた散策路も、朝や夜は空いています。

写真スポットの浅草橋街園も朝なら誰もいない。

宿泊して、夜景も楽しみました。

部分的に、出店みたいなのも出ていました。

小樽埠頭

この辺り観光船も出ているみたいですね。

海が見えるかなと思ってきましたが、見えるけど、あまり観光地化はされていない感じですね。

小樽はクルーズ船も停まれるのですね。

小樽駅

小樽駅から海側を見るとちょうど虹が出ていました

小樽駅の中

北一硝子のランプが飾られています

昭和9年に建てられたレトロな駅舎です。

むかい鐘を頑張って鳴らすお子ちゃま。

三角市場が駅の近くにあります。

龍宮神社

小樽港を見下ろす坂の上にああり境内はアイヌの重要な斎場だったようです。

旧幕府軍の総大将であり北海道開拓使の“榎本武揚”が建立した神社

魚籃観音

旧手宮線

北海道 最初の鉄道。

石炭など北海道の豊富な地下資源に注目した明治政府は、その開発と輸送を目的に鉄道建設に着手し明治13年(1880)年に開通しました。

1.6 kmの区間が舗装され散策路として整備されています

インスタ映えスポットなので、中央通りあたりは混雑していましたが、中央から離れると空いていました

特に、朝は思う存分写真が撮れそうでした。

中央通りあたり

手宮線の始点には、小樽市総合博物館があり、

蒸気機関車「しづか号」など北海道を代表する 鉄道車両展示もあるようです。

北運河を巡る

半日観光だと、北運河まで巡るのはきついかもしれないですが、

今回は小樽に2泊したので巡ってみました。

旧日本郵船小樽支店

運河公園から旧日本郵船小樽支店を望む

北運河は、当時のまま幅40m

ランプが印象的な漁船

旧小樽倉庫の上にはシャチホコ

運河プラザ前

消防犬ぶん公の像

大正から昭和の初めにかけて小樽の消防組の建物に住み着き、

隊員たちとともに消防車に乗って1000回以上出動していた消防犬。

銅像からも可愛さがあふれています。

まとめ:一泊してゆったり観光する小樽もおすすめ

  • 今まで、日帰り観光したことがなかった小樽ですが、宿泊して良かったです
  • 程よくコンパクトな街で、ほぼ徒歩で回れます
  • 日帰りですとせっかくの小樽グルメを味わう機会も少ないですが宿泊することにより色々と楽しめました

北海道
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